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2016年07月25日

外国から見た江戸時代以前の日本の姿-5

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外国人から見た江戸時代以前の日本の姿を紹介。そこには、取り戻したい日本人の姿がある。 ~「逝きし世の面影」 渡辺京二著より~

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2016年07月22日

全員経営 自律分散型イノベーション企業⑨~非ツリー型組織に可能性あり

前回は、ダイハツミライースが、社内で組織化された「バーチャルカンパニー」によって開発されたことを取り上げました。

流行のハイブリッドカーでも電気自動車でもなく、ガソリン車でトップクラスの燃費を実現したのは、企業内特区とも言える組織形態である「バーチャルカンパニー」が重要なポイントでした。

通常のビジネスシステムの官僚制階層組織は、ピラミッドのような「ツリー型」であるのに対し、ミライースのプロジェクトチームは、階層がほとんどなくフラットなため、官僚組織に比べてコミュニケーションが時空間的に圧縮される「非ツリー型」になります。

では非ツリー型組織になると、人は何故、機動性や創造性が高まり、より実践知を発揮するようになるのでしょうか。

その組織構造について、今回も「全員経営~自律分散イノベーション企業成功の本質」(野中郁次郎・勝見明著:日本経済新聞出版社)を元に、明らかにしていきます。

ちなみに前回までの記事はコチラ
①プロローグ
②ヤマトは我なり~クロネコヤマトの挑戦
③ヤマトは我なり~バスとの連携
④釜石の奇跡~Ⅰ防災教育
⑤釜石の奇跡~Ⅱ姿勢の防災教育
⑥釜石の奇跡~Ⅲ「率先避難者たれ」の意図
⑦釜石の奇跡~Ⅳ故郷を大切に想う心が皆の命を助けた
⑧企業内特区が既成概念を突破する

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2016年07月21日

外国から見た江戸時代以前の日本の姿-4

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外国人から見た江戸時代以前の日本の姿を紹介。そこには、取り戻したい日本人の姿がある。 ~「逝きし世の面影」 渡辺京二著より~

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2016年07月18日

外国から見た江戸時代以前の日本の姿-3

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外国人から見た江戸時代以前の日本の姿を紹介。そこには、取り戻したい日本人の姿がある。~「逝きし世の面影」 渡辺京二著より~

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2016年07月14日

全員経営 自律分散型イノベーション企業⑧ ~企業内特区が既成概念を突破する

激しい競争を繰り広げる日本の軽自動車業界。その中で流行のハイブリッドカー(HV)でも電気自動車(EV)でもなく、ガソリンエンジンでHV並みの低燃費を実現する「第3のエコカー」をコンセプトに開発されたのが、ダイハツ工業の「ミライース」です。

ガソリン車でトップクラスの低燃費を誇る、 このミライースは、ダイハツ内で「企業内特区」ともいうべき異色の「バーチャルカンパニー化」したプロジェクトチームによって開発されました。「全員経営~自律分散イノベーション企業成功の本質」(野中郁次郎・勝見明著:日本経済新聞出版社)を元に、今回はダイハツの挑戦を取り上げています。ちなみに前回までの記事はコチラ
①プロローグ
②ヤマトは我なり~クロネコヤマトの挑戦
③ヤマトは我なり~バスとの連携
④釜石の奇跡~Ⅰ防災教育
⑤釜石の奇跡~Ⅱ姿勢の防災教育
⑥釜石の奇跡~Ⅲ「率先避難者たれ」の意図
⑦釜石の奇跡~Ⅳ故郷を大切に想う心が皆の命を助けた

従来の開発事業では、機能別の各部門からメンバーがCEの元に集められ、大部屋方式で進められた。縦割りに横串を刺すマトリックス組織です。(*トヨタやホンダなども概ね同じ)この大部屋組織は各部門のメンバーが集まってはいるものの、一時的に席を持ってきただけで、肩に背負っているものは本籍のある部署の意向。プロジェクトで判断するときも、各部門の上長の次々と承認を得ないと決められない。時間がかかる上に、時には、上長から「ダメ」が出て戻ってくることも。これでは悪しき縦割りの縮図を作っているだけだったのです。

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2016年07月13日

外国から見た江戸時代以前の日本の姿-2

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外国人から見た江戸時代以前の日本の姿を紹介。そこには、取り戻したい日本人の姿がある。~「逝きし世の面影」 渡辺京二著より~

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2016年07月12日

外国から見た江戸時代以前の日本の姿-1

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外国人から見た江戸時代以前の日本の姿を紹介。そこには、取り戻したい日本人の姿がある。 ~「逝きし世の面影」 渡辺京二著より~

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2016年06月23日

全員経営 自律分散型イノベーション企業⑦ ~釜石の奇跡~Ⅳ故郷を大切に想う心が皆の命を助けた

このシリーズでは東日本大震災で津波の被害を受けながら、小中学生の生存率99.8%という驚異的な数字を残した「釜石の奇跡」について、「全員経営~自律分散イノベーション企業成功の本質」(野中郁次郎・勝見明著:日本経済新聞出版社)を元に取り上げています。そして今回は、突然やってきたその日のことです。
前回までの記事はコチラ
①プロローグ
②ヤマトは我なり~クロネコヤマトの挑戦
③ヤマトは我なり~バスとの連携
④釜石の奇跡~Ⅰ防災教育
⑤釜石の奇跡~Ⅱ姿勢の防災教育
⑥釜石の奇跡~Ⅲ「率先避難者たれ」の意図

2011年3月11日午後2時46分、地震発生。そのときの釜石東中と鵜住居小の生徒たちの動きをここで改めて検証してみましょう。

釜石東中は授業終了後で、校庭ではクラブ活動が、校舎内では課外活動が始まっていた。

突然、地震 が発生する教頭が校内放送で避難指示を試みたが停電で使えない。ハンドマイクを手にしたとき、すでに校庭の生徒たちは隣の鵜住居小に向かって、「津波が来るぞ!」と大声で叫びながら、全速力で避難を開始していた。校舎内でも生徒が会談を駆け下りる足音が鳴り響いた。

鵜住居小では、釜石東中と同様にハザードマップ上は浸水域外だったこともあり、生徒たちは3階に移動していた。外を見ると、日頃から合同訓練を重ねていた中学生が全力疾走している。それを見た小学生たちも校舎を飛び出し、合流。800m先の指定避難場所「ございしょの里」というグループホームまで走った。

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2016年06月01日

全員経営 自律分散型イノベーション企業⑥~釜石の奇跡~Ⅲ.「率先避難者たれ」の意図

このシリーズでは東日本大震災で津波の被害を受けながら、小中学生の生存率99.8%という驚異的な数字を残した「釜石の奇跡」について、「全員経営~自律分散イノベーション企業成功の本質」(野中郁次郎・勝見明著:日本経済新聞出版社)を元に取り上げています。今回は災害時の避難行動と、一見矛盾しそうな自律的行動がどう繋がっているかを突き止めます。
前回までの記事は
①プロローグ
②ヤマトは我なり~クロネコヤマトの挑戦
③ヤマトは我なり~バスとの連携
④釜石の奇跡~Ⅰ防災教育
⑤釜石の奇跡~Ⅱ姿勢の防災教育
片田教授が、避難行動において徹底させたのは、次の3原則。

第一に「想定は信じるな」。ハザードマップは一つのシナリオにすぎない。そのシナリオをもとに備えれば大丈夫と思う姿勢は正しいかと問いかけ、被害の上限値の固定化を突き崩した。

第二の原則は「その状況下において最善を尽くせ」。自然は何が起こるか分からないからこそ、最善を尽くす。それでも死んでしまうかもしれないが、それ以上できなかったのであれば仕方がない。自然と向き合う姿勢とはそういうものだと。

そして第三の原則は「率先避難者たれ」。いざというとき、率先して逃げる。

特にこの「率先避難者たれ」は、子どもたちが従来、習ってきた倫理観から逸脱する面もあった。

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2016年05月26日

全員経営 自律分散型イノベーション企業⑤~釜石の奇跡~Ⅱ.姿勢の防災教育

このシリーズでは東日本大震災で津波の被害を受けながら、小中学生の生存率99.8%という驚異的な数字を残した「釜石の奇跡」について、「全員経営~自律分散イノベーション企業成功の本質」(野中郁次郎・勝見明著:日本経済新聞出版社)を元に取り上げています。

前回までの記事は
①プロローグ
②ヤマトは我なり~クロネコヤマトの挑戦
③ヤマトは我なり~バスとの連携
④釜石の奇跡~Ⅰ防災教育

さて前回紹介したように、子どもとその親を巻き込んで、20年先を見据えた防災教育の取組みが始まります。まずは想定される津波の恐ろしさを感じてもらう・・・などと、私たちが考えやすい手法を片田教授はしませんでした。
防災教育には、「脅しの防災教育」「知識の防災教育」「姿勢の防災教育」の三つがあるそうです。

「脅しの防災教育」とは、過去にどんな大災害があったかを教え、自分たちのまちの危険性を伝える。「恐怖喚起のコミュニケーション」と呼ばれる。聞いた子どもは自分たちのまちが嫌いになる。何より、外圧的に作られた危機意識は長続きしない。人間には怖い気持ちは忘れようとする心のメカニズムがあるからだ。

「知識の防災教育」は、津波被害を想定したハザードマップを見せて、知識を与える。すると子どもたちはそれ以上は被害は起きないと上限値を規定してしまう。それは自然の前では何の意味も持たない。

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