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2015年10月14日

稼ぐまちが地方を変える④~まちづくりはそのまちの歴史作り

今回も「稼ぐまちが地方を変える」(木下斉著:NHK出版新書)から、地域活性化の成功ポイントを探っていきます。
前回までの記事はこちらです。是非どうぞ
①行政主導の地域活性化は失敗する
②特産品が失敗する理由
③まちに根を生やしている人が立ち上がる
まずは従来の「地域活性化」の問題点から

従来、各所で「地域活性化」として行われてきた事業は、「よりよいまちに」などと曖昧なスローガンを掲げるばかりで、事業としての収支に厳しく向き合っていませんでした。
(「稼ぐまちが地方を変える」より)

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2015年10月13日

共同体と教育~海陽学園はなぜ全寮制を採用したのか~

次世代のリーダーを担うような学校を作ろうと開校時から注目を集めている愛知県の海陽学園。なぜ全寮制を採用しているのか。その背景には社会全般的な「人間力」の劣化に対する危機感がありました。校長先生のインタビュー記事を紹介します。

前回記事
江戸期の子供達に見る無意識の教育
教育における日本らしさとは?

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2015年09月23日

稼ぐまちが地方を変える③ ~まちに根を生やしている人が立ち上がる~

今回も日本のまちづくりについて検証していきます。前回までの記事はこちら
①行政主導の地域活性化は失敗する
②特産品が失敗する理由
現状の日本における“まちづくり活動”の問題点は、多くの場合イベント等で盛り上がりは見せるものの、一過性に止まり継続していかない、ということではないでしょうか。
まちづくり2

実はアメリカでのまちづくりは、官主導ではなく、民間主導、特に不動産オーナーを基本に考えている、ということに大きな違いがあるそうです。そのあたりを「稼ぐまちが地方を変える」(木下斉著:NHK出版新書)から一部抜粋して紹介します。
木下氏は、かつて高校三年生のときに、まちづくりの会社「株式会社商店街ネットワーク」を設立。結果的には途中で頓挫してしまったのですが、その後仲間と渡米し、アメリカでのまちづくりの実態を体験してきたそうです。

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2015年09月15日

共同体と教育~教育における日本らしさとは?~

「日本らしさ」と聞くとどんなイメージを持たれるでしょうか?謙虚・勤勉・おもてなしの精神といった内容が挙げられることが多いでしょう。

では、「教育」という分野における日本らしさとは、どういったものでしょう。学習指導要領が改訂されるこの時期に、改めて教育における日本らしさを考えてみようと思います。一燈園という学校にそのヒントがありました。

前回記事
江戸期の子供達に見る無意識の教育

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2015年09月03日

稼ぐまちが地方を変える② ~特産品が失敗する理由~

まちおこし、地域活性化の事例として、よく紹介されるのがそのまちの「特産品」。地元では何でもない“普通のもの”が有名となり、全国からお取り寄せ等で人気となっているとか、地元の“特産品”を使ったスウィーツで大人気とか・・・。

本文と写真は関係ありません

本文と写真は関係ありません

しかし、成功してマスコミで取り上げられているごく一部のモノを除いた遥かに多く「特産品」と言われるものが失敗しています。
今回も木下斉氏の著書「稼ぐまちが地方を変える」や東洋経済オンライン「特産品で地方創生ができるという幻想」から一部を紹介して、地方創生を考えて行きたいと思います。
木下氏は、この特産物開発の失敗原因を

  「商品」  「材料」  「加工技術」

の3つ挙げています。

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2015年08月26日

稼ぐまちが地方を変える① ~行政主導の地域活性化は失敗する

商店街1982年東京都生まれの木下斉氏は、かつて高校時代に早稲田商店会の活動に参加、高校三年生のときに「株式会社商店街ネットワーク」を設立し社長に就任するなど、早くから注目を集めていました。結果的には㈱商店街ネットワークは途中で頓挫してしまったようですが、その経験も踏まえて、現在も地方再生人として活動しています。その彼が、まちの活性化についてのポイントを、著書「稼ぐまちが地方を変える」や東洋経済オンライン等で書いてありますので、一部引用して紹介していきたいと思います。

木下氏がこれまでの地方活性化が悉く失敗してきた理由として挙げているのは

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2015年08月16日

共同体と死生観~「唯一絶対神」と、「八百万の神々」の精神性の違い~

日本人は無宗教だとよく言われます。本当でしょうか。日本人と西洋人。明らかに異なる精神性の違いについて紹介します。

前回記事
生命循環
死を忌み嫌い遠ざける現代社会
命の重みを知る営み
江戸期までの日本人の死生観
自分の中に光がある。一神教の神を持たない人々

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2015年08月12日

地方紙の研究 ~熊本日日新聞の水俣病への取組み~

前回は、地域の人々の期待を受けた内容をブレずに展開してきた地方紙「琉球新報」を紹介しましたが、今回は少し違う地方紙として「熊本日日新聞」を紹介します。地域の人々がある意味、忘れ去りたいコトを執拗に追いかけているのです。それはなぜなのでしょうか??

熊本日日新聞は、明治10年代に国権主義を奉じて発刊された「紫溟(しめい)雑誌」の流れをくむ「九州日日新聞」と、政友会系「九州新聞」が1942年の「新聞事業令」によって合併して出来た歴史を持っています。
実は冒頭で挙げた「忘れ去りたいコト」とは、公害病として有名な「水俣病」の扱いなのです。改めて水俣病を紹介します。

水俣病
水俣病は、熊本県水俣湾周辺で1956(昭和31)年5月に、新潟県阿賀野川流域で1965(昭和40)年5月に発見されたもので、四肢末端の感覚障害、運動失調、求心性視野狭窄、中枢性聴力障害を主要な症状とする中枢神経系の疾患です。
1968(昭和43)年にそれぞれチッソ株式会社、昭和電工株式会社の工場から排出されたメチル水銀化合物が魚介類に蓄積し、それを経口摂取することによって起こった中毒性の中枢神経系疾患であるという厚生省(当時)の見解が出されました。(リンク

では早速、「地方紙の研究~熊本日日新聞」を一部引用して、地方紙の在り方を考えてみましょう。

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2015年08月04日

共同体と教育~江戸期の子供達に見る無意識の教育~

学びの在り方は、社会の行く末に関わる。現在、少子高齢化の波を受け、日本のあらゆる教育現場は、大きな転換を余儀なくされているが、実は、単に子供が少なくなったことが問題なのではない。市場社会の崩壊を受け、旧態依然とした教育は、もはや役に立たなくなったのである。教育の歴史を紐解きつつ、新しい教育の取り組みを探る。

今日は江戸期の子供たちの学びを紹介してみたい。

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2015年07月30日

地方紙の研究 ~琉球新報 県民の意志を明確に伝える地方紙

平成27年6月25日、自民党勉強会に出席した作家の百田尚樹氏が「沖縄の二つの新聞はつぶさな­いといけない」と発言していたことが、マスコミに大きく取り上げられました。さらに参加した自民党議員から「マスコミを懲らしめるには­広告料収入がなくなるのが一番。経団連に働きかけて欲しい」「悪影響を与えている番組­を発表し、そのスポンサーを列挙すればいい」など、政権に批判的な報道を規制すべきだ­という意見が出ました。
オスプレイ
槍玉に挙がったのは『琉球新報』『沖縄タイムス』の2誌。実はこのように政府からのバッシングは、以前から執拗にあったのです。
今回も月刊「潮」が1998年から3年程連載していた「地方紙の研究」(潮出版社)を一部引用して、地方紙のあり様を探って行きましょう。約20年の時を経ても、流されない沖縄の姿が垣間見えます。

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